HSPで良かったこと3選

今回は、わたしが個人的に「HSPで良かったな」と感じること3つについてご紹介していきたいと思います。

共感力が高い

HSPはあらゆることに敏感で感受性が高い気質です。

そのため、多くの人の痛み感情に対して敏感に察知することができます。

また、特徴として心の境界線が脆いことが挙げられるため、察知した相手の痛みに感情移入しやすくなります。

こういった理由から共感力が高いため、他人から相談されやすかったり、信頼されたりする場面が多くなります。

誰かの相談事を傾聴し共感したときに、「あなたに話してよかった」や「わかってもらえて救われた」などと言われると、HSPで良かった、HSPであることが役に立った、と思うことがあります。

また、わたしは看護師をしておりました。

看護師の方はわかると思うのですが、学生時代に看護におけるコミュニケーション技術の基本として【受容】【傾聴】【共感】の重要さを口酸っぱく叩き込まれます。何においても先生や指導者の一言目は【受容】【傾聴】【共感】!!!です。

わたしは普段から意識せずともコミュニケーションの基本が受容、傾聴、共感であったため、看護の場で非常に役立たせることができました。

このようにHSPによる高い共感力は、プライベートでも仕事でも周りとの関係構築に多いに役に立つと思います。

気遣いができる

HSPは周りのあらゆることを敏感に感じることができるため、周りの人の状況や感情をよく察知できます。

そのため、目の前の相手が次に何を欲しがるかがよくわかり、先回りして行動することができます。

また、状況変化にもよく気が付くので、全体としてフォローが足りていないところに回ったりなど、全体として円滑に進むように動くことができます。

特に仕事など、チームワークが必要な場面において、この能力は非常に役に立ちます。

人から「よく気が付くね」や「気遣いができるね」と言われると、HSPで良かったことの一つだなと感じます。

自分の言動を顧みやすい

HSPはあらゆることに敏感であるため、人の痛みなどを感じやすいです。

また、周りの人間関係や感情の変化についても日ごろからよく観察しているため、どういった言動がどのような人を傷つけるかが、想像しやすくなります。

もちろん全てのことを想像し、全ての人を傷つけないように生きていくのは不可能です。

しかし、人よりも多くの痛みについて想像しやすいため、自分の言動を顧みていくことが可能だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?全ての特徴が悪い面と常に隣り合わせです。

共感力が高く気疲れしてしまったり、気を使いすぎてパンクしてしまったり…

HSPでなければもっと生きやすかったのかな?と思うことも良くあります。

しかし、あらゆることに「気づく」というのは、後天的には得難い能力だと私は思うのです。

気づいたことに対して、自分が「どうしていくか」についてはこれからもいくらでも変えていけることができるし、その向き合い方を変えるだけで、生きづらさを解消していくことができると思うのです。

一方で、鈍感であったり非HSPであったりする人が、後天的にあらゆることを敏感に察知できるようになるのは難しいと思います。

努力して得難い能力を持っているとしたら、それを活かすも腐らすも自分次第ですね!

HSPの良いところに自信を持ち、上手く付き合って生きていけたらなぁと思う風の子でした。

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