今回は、HSPのわたしが、個人的に他人の言動で辛いなと感じることについて3つご紹介していきたいと思います。HSPの皆さんには共感していただけると思うのですが、いかがでしょうか…!
1.人の悪口を言われたとき
HSPのわたしは、常に周りの人間関係に敏感です。
誰が誰を好いていて、誰に対しては不満を持っている、なんとなくわかってしまいます。
それと同時に、人間関係のトラブルは非常にエネルギーを消耗することなので、なるべく争いのない平穏な人間関係を望んでいます。
何かことが起きても、できれば中立の立場でふるまいたい。
そんな時、「○○ちゃんってさ、~~だよね」と悪口を振られると、ひどく動揺してしまいます。
人の悪口を言われたとき、わたしが瞬時に考えることは
- 悪口の内容に対しての自分の考え
ex)確かにそういう側面が○○ちゃんにはあるけれど、別にそれに対して悪く思ったことはないな - 相手に望まれている自分の反応
ex)相手は、今この悪口に賛同してほしくてわたしにこの話をしたんだろうな - 今の自分が取るべき態度
ex)悪口には賛同すべきじゃないけど、この相手にも嫌われたくないな…
なんて答えれば、この人にも嫌われず、悪口にも賛同せず、この場を穏便に済ませられるだろうか…
こんな感じです(-_-;)
一瞬で頭をフル回転させるも、上手い返しが思い浮かばず、結局言葉に詰まってしまいます。
自分の意見をはっきりと言えればそれでいいのに、誰にも嫌われたくない、穏便に済ませたいとの思いから、曖昧な態度を取ってしまうこともしばしあります。
その度に自己嫌悪に陥り、自己肯定感が下がり、ネガティブモードに…。
そんなことを繰り返していると、頼むからわたしに悪口を振らないでほしい…と思ってしまいます。
また、必要以上に傷ついてしまうため、他人の悪口であっても、自分が言われたかのように落ち込んでしまう時もあります。
それに加え、自分も実はそう思われているのではないかと不安になり、日々のふるまいに注意したり、悪口を言われないように行動しようとしてしまいます。
その結果心身ともにひどく疲れてしまうのです…
周りを気にせず自分の意見を言えるように、また必要以上に傷つかないようになりたいものですね…
2.他人の機嫌が悪いとき
皆さんも経験はありませんか?「あっ、今日この人機嫌悪いな」と思うとき…
わたしはHSPなので、人一倍周りの人の機嫌は敏感に察知してしまいます。
それと同時に、機嫌が悪い人は悪い人で放っておけばよいものを、周りの雰囲気が悪くならないように、何とかしてその場を明るくするよう努めたり、その人の機嫌を取り持つように頑張ってしまうのです。
おちゃらけた冗談を言ってみたり、その人のやりたいことを先回りして考えて動いたり。
そうしてまたひどく疲れてしまいます。
他人は他人、わたしはわたし。そう思ってたとえ周りの人の機嫌が悪くても、周りの雰囲気が悪くても自分は変わらずにしなやかに生きていたいものですよね…
3.「もっと気楽に考えればいいのに~」と言われたとき
わかってます、自分が一番そう思ってます…!!
でも…できないんです!!!!!
そう言われたとき、いつも心の中で叫んでしまいます(´;ω;`)
毎日周りのことを敏感に気にして、自分のふるまいを後悔して、ひどく疲れる…その繰り返し。
「あの人の言った言葉の真意は何だったんだろう」
「あの時私がとった行動は正しかったのかな?」
そんなことを常に考えながら、心の隅では自分でもそんなことずっと考えていても仕方がないことをよくわかっているのです。
わかっていることを他人から指摘されると辛いですよね。
そして気楽に考えたいけどできない自分を嫌いになり、またネガティブモードに陥ってしまいます。
いかがだったでしょうか?
共感していただけるところはあったでしょうか?
こうして振り返ると、ひどく生きづらそうですね…
敏感に察知する部分は治せなくても(治す必要はそもそもないのかも!)、察知した内容のとらえ方は変えていけるのでは…!
起こった出来事や感じたことは、その事実だけにする。
そこから先はそのことについて考えず何もジャッジしない。
そういう風に少しずつ思考の癖を変えていければいいな、とこの記事を書いていて思う風の子なのでした。
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